トラックボールを買ってみた
SONYのSMUなんとかのスクロールホイール関係が全滅した(ホイールクリック×、スクロール誤作動)ので、新しいマウスを探していたのですが、思い切ってトラックボールにしてみました。Kensington Orbit Optical。4,095円。本当はKensington ExpertMouseが欲しかったのですが、値段がOrbit Opticalの3倍以上するシロモノで、さすがにそこまでは出せず断念。
いざ使ってみると、ハードウェア的には十分満足できるものでしたが、付属のソフトウェアがダメダメ。このトラックボールは、スクロール用のボタンがついていなくて、左右のクリックボタンを同時押すすることで、付属のソフトウェアによってスクロールモードに切り替える、という方法がとられています。が、その部分がアプリケーションによってはマトモに動きません。例えばFirefoxやOpera等のブラウザ。僕はFirefoxを使っているので、とても我慢できたものじゃない。久々に思いっきり失敗と言える買い物をしてしまったと思うと泣けてきました。
が、そこで救世主となったのがWheel Ballというフリーソフト。これは、先ほど述べたようなスクロール用の動作をするソフトで、基本的には付属ソフトをシンプルにした感じなのですが、今のところ全てのアプリケーションで正常に動作しています。さらに、スクロールモードと通常モードがすぐに切り替わるのがいい。付属ソフトでは、左右同時押しすることによってスクロールモードに切り替えたら、いずれかのボタンを押して解除しないと通常モードに戻れません。Wheel Ballでは、左右のボタンを押している間がスクロールモードで、離したら通常モードという動作になっていて、こっちのほうがしっくりきます。感謝。
そんなわけで、最初のトラックボールにしてはいいものを買えたな、という印象です。でも、よく考えると前のマウスと同じくらいの値段はするんですよね。フラッグシップのExpertMouseが高すぎるだけで、ワイヤレスな分を差し引いたら、これも結構な高級機という気もします。
後もう一つ、サンワサプライのセルフパワー式4ポートUSBハブが980円で投売りされていたのを買ったのですが、ダウンストリーム側(USB機器を接続するほう)のコネクタが固すぎて、USBケーブル(ドングル)を挿したはいいものの、抜けません。とりあえず四つとも全部埋まっていてどれもすぐに取り外す予定はないので、しばらくはこのままにしておきますが、外すときは一つずつ力の加わる方向を考えて全力で抜かないと壊してしまいそう。他のものならせいぜい数百円のダメージですが、ソフトウェアのライセンスが入ったUSBドングルを壊してしまった場合、下手したらもう一度買いなおさないといけない。そうでなくてもドングル5,000円もするんだし、もしそうなったらサンワサプライに賠償請求してやる。