日本ハムの小谷野が左脇腹痛で途中交代した。状況は不明だが、梨田監督は出場選手登録を外す方針を示した。

• スポーツナビ｜小谷野、脇腹痛で抹消へ　日本ハム

これで、野手の怪我人はシーズン入ってから4人目です。左母指末節骨骨折の稲田に始まり、左下腿外側コンパートメント症候群の糸井、左鼠径部痛の金子誠、で、左脇腹痛の小谷野。後二人はわかりませんが、前二人は少なくとも1ヶ月以上かかるようです。

で、代わりに登録されるのは、捕手挑戦中の尾崎だとか。金子誠の後釜として期待されていたのですが、守備面での粗さがなかなか取れず、出場機会を求めての捕手挑戦らしいですが、こんな形で一軍行きの切符を手にするとは。

小谷野が抜けて一番大きい事といえば、鉄壁を誇る守備陣に穴が開くこと。内野手でとりあえず守備が信頼できるのは、セカンドの田中賢と、サードかショートの高口。高口はちょっと前まで守備を不安視していたのに、こうなると信頼できてしまうから困る。今日はとりあえず左の成瀬なので、飯山をショート、高口をサードで起用（しないだろうけど、起用すると仮定）すれば、あまり酷いことにはならなそうですが、今度はファーストの守備を固める選手が居ません。昨日のスコアを見てみたら、小谷野が退いた8回からは、ファースト高口・ショート飯山・サード陽という布陣で、逆に緩めた感じに。見た感じ、高口のファースト守備は、ショートやセカンドに比べて若干落ちるような気がします。高橋信二に代走を出してしまった後なので仕方ないのですが、それならファースト小田でも良かったような。

去年10月の記事で、陽・高口の二遊間について、この組み合わせを消化試合以外の実戦で見るのはだいぶ先になりそうなどと書きましたが、まさか三遊間でみることになりそうな事態に陥るとは思いませんでした。