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Apple Magic Mouse

最近は買い物日記とファイターズ関連ばかりですが、今回もご多分に漏れず買い物日記です。買ったのはApple Magic Mouse。マルチタッチ対応のBluetoothマウス。

ところで、僕はおととしの5月にOrbit Opticalを購入して以来、ずっとトラックボールを使っていました。というかずっとOrbit Opticalなんですけど、それはともかく、それ以降、まったく不満がなかったわけではありませんが、だいたいのことはサードパーティのフリーソフトが解決してくれてほぼ満足していましたから、今後もトラックボールを使い続けていこうと思っていました。

そんなトラックボールラヴな僕がMagic Mouseに浮気してしまったのにはいくつか理由があります。とはいってもそのほとんどが一時的なノリとか勢いなのですが、それ以外で最も大きかったのが、僕の望むトラックボールがなかったこと、そしてこれからもしばらく出てこないと予想されることです。僕が望むトラックボールというのは、Bluetoothあるいは小さなくて感度の良い無線アダプタで接続できて、スクロールするための仕組みがあって、かっこいい、要するにSlimBlade Trackballの無線版が欲しかったのですが、そういう製品は当分の間でないだろう、と。ロジクールはバカでかくて感度の悪いレシーバーつきのTM-400がいつまでもフラッグシップの座に居座っていますし、ケンジントンにしても無線トラックボールを出す気はないようです。(国外では一時期ExpertMouseの無線版が販売されていたみたいだけど、もうなくなってた)

と、まあそんなわけなのですが、僕がMagic Mouseをポチった翌日にまさかの新展開です。

ロジクールから無線トラックボールの新作が発表されました。ちゃんとアダプタも小型化されています。この新作トラックボールは親指でボールを転がすタイプで、僕の好みではないのですが、この流れで行くと人差し指タイプもそのうち新作が発表されるでしょう。これには盛大にずっこけましたね。このタイミングの悪さと僕の先見性のなさはなんなんだろう、と。

とはいえ、Magic Mouseを買ったことは失敗ではありませんでした。これ、かなりいいです。OSのユーティリティでも惰性スクロールや左右スワイプでの戻る・進むの操作を設定できますし、MagicPrefsをインストールすればさらにいろいろカスタマイズできます。こういうユーティリティの開発が活発なのも、Apple純正品の魅力ですね。