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文章作成のセルフルール

WordPress をアップグレードしてから、英文(アルファベットで表記されている単語)の前後に半角スペースを空けているのですが、文章のルールについてそこから発展していろいろ考えてみます。

最初にあげた半角スペースの場合、英語のルールとして、単語の間にはスペースが入りますよね、しかし日本語は入りません。ここで、英語と日本語が並んだ場合にそれぞれのルールの間で矛盾が生じますが、日本語のルールは「入れてはいけない」ではなく「入れなくてかまわない」(これも違う気がするけど)なので、文章として見やすいこともあってスペースを入れることにしました。ただ、句読点の後をどうしようかいまだにちょっと迷ってます。英語の場合は句読点(ピリオド・コンマ)の後ろにスペースを入力しますが、日本語のフォントの場合、句読点そのものにスペースが含まれている気がします。たとえば縦書きの原稿用紙ならマス目の右上に書くように決められているように、スペースも含めて句読点なのかな、と。(英語におけるピリオドやコンマもマス目のどの程度の位置に書くべきか定められているのかもしれませんが、少なくとも半角英数のプロポーショナルフォントではそれは無視されていますよね。)

文頭のスペースなんかは CSS で実現することが可能なのですが、日本語において文等にスペースを入れるのは見た目的な問題というよりも、三点リーダ(「…」)や直線(「─」)を二つセットで使うというようなことと同じように、ルールとして存在しているように感じます。ニュース記事なんかでは CSS ではなく全角スペースで表現している場合が多くて、僕もそれに倣って使おうと思ったのですが、それをやりはじめると今度は意味段落と形式段落の違いを意識するべきという気がして、面倒になりました。

(X)HTML では段落のマークアップに Paragraph を略した P という要素(タグ)が使われるのですが、これは日本語でいうと意味段落の表現に近いものだと思います。形式段落を実現するには単なる改行のタグである BR 要素を使うのが現実的ですが、形式段落マークアップしているわけではなくて改行をマークアップしているだけなので、目的に適っているとはいいがたい。となると、段落全体を何らかの要素で包含するという方法になるのですが、P 要素の中に含むことができるのはインライン要素だけで、その中で汎用的に利用できるのは SPAN 要素なのですが、ぶっちゃけインラインがどうとか以前にせっかくブログツールの便利なエディタで文章を書いているのに、手打ちでタグを加えるなんて面倒なのでやってられません。なので、結局形式段落は妥協することにしました。実際はかなりあいまいですけど。

なんか、前に HTML だとかについてグダグダ書いたのも6月でした。一年周期でこういう文章を書きたくなるんでしょうか僕は。