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ハムドラフト2010

1位はまさかの? 斎藤佑樹。賛否両論あるようですけど、個人的にはアリかなー。なんだかんだでミーハーなので、有名な選手が入ってくると嬉しい。

ミーハーといえば、今年の指名はそんな僕をかなり満足させてくれるラインナップで、3位で乾、4位で榎下と外れ一位候補と目されていた選手を指名してくれました。特に榎下はこの順位まで残っている選手ではないと思うのですが、プロのスカウト的にはあのケガしそうな投球フォームが不安だったのでしょうかね。まあでも、去年の2位大塚は開幕前にケガしてしまいましたし、とりあえず一年目から投げられればいいや。

2位では智弁和歌山の西川遥輝を指名。一年から甲子園に出場した天才肌の外野手です。走攻守三拍子揃った選手らしいですが、そういう前評判があてにならないのは陽で学びました。ハムでは内野手をやる可能性もあるとかで、陽とは反対の道をたどることになるのかも。智弁和歌山といえば甲子園で活躍してもプロで活躍する選手がなかなか出てこないという話もありますが、果たしてどうなるのか。

3位の乾真大は東洋大の左腕で、同じく東洋大出身の大野奨太とバッテリーを組んでいたこともあります。速球こそ140キロ前後ですが、キレのあるスライダーを武器に三振を奪うピッチングが持ち味。とりあえずは中継ぎでの起用になるのかな。

4位に九州産業大の榎下陽大。地元九州ということでソフトバンクの指名が有力視されていましたが、そのソフトバンクが指名しなかったためハムが指名。ドラフト翌日の試合でノーヒットノーランを達成しました。オーバーハンドから投げ降ろされる140キロ後半の力のあるストレートが武器の右腕。でも肩を壊しそう。

5位はイチロー二世との呼び声高い愛工大名電の谷口雄也。イチロー二世と言われる選手にありがちな短〜中距離ではなく、一発ももある打者です。182cm80kgと体格もなかなか。

6位はセガサミーの斉藤勝。武田勝、中村勝に次ぐ三人目の勝(球団職員には吉崎勝も……)、しかも名字の斉藤も斎藤佑樹と被るという、なんとも呼び方に困る選手、というくらいで、どんな選手なのかちょっと分かりません。187cmの長身左腕。社会人とはいえまだ22歳ですし、それほど実績のある選手でもないみたいなので、必ずしも即戦力というわけでもないのかな?

今回のドラフト、斎藤も引けたことですし、満点をといっていいくらいだと思います。藤井社長のクジ運はさすがですね。2007年に中田翔を引き当てたのも藤井社長で、去年菊池雄星を外したのは梨田監督ですから、次も是非藤井社長に引いてもらいたい。

強運と言えば去年今年と6球団競合の目玉を引き当てた西武の渡辺監督もすごい。藤井社長と渡辺監督、二人に共通項を見いだせた気もしますが、あえてここで筆を置きます。