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OS X 10.6 にGitをインストールして使ってみた

最近Emacsを使い始めまして、まだあまり慣れていないんですけど、とりあえずこれで作業を始めようと思ってPythonスクリプトを書き始めたところ、そのスクリプトに大きな変更を加えたくなったのでバックアップを取ろうとしたのですが、せっかくなのでよりスマートにやってみたくなったので、Gitというバージョン管理システムを導入してみました。

なぜGitかというと、これまでXcode 4で使っていたという単純な理由です。とはいえすべてXcodeのGUIから操作していたので、慣れとかそういうものは一切ないのですが。

とにかくやってみます。

インストール

以前PerlをインストールしたときにMacPortsを導入していたので、一行入力するだけ。

$ sudo port install git-core

インストールにはけっこう時間がかかりましたが、特に何事もなく完了した模様。

$ git --version
git version 1.7.5.2

入ってますね。

使ってみる

僕は一人で開発しているためローカルリポジトリさえ使えればいいので、とりあえずそれだけやってみます。

$ cd ~/python #対象ディレクトリに移動
$ git init #リポジトリを作成
$ git add MyScript.py #対象ファイルを指定
$ git commit -m "my first commit" #メッセージを入力しつつコミット

最後のは、git commitだけだと「メッセージを入力してください」とviが立ち上がって面倒くさかった(今の俺はEmacs派だぜ!!)ので、オプションでメッセージを指定しました。これでコミット完了。

ファイルを最後にコミットした状態に戻すには

$git checkout MyScript.py

これだけ。何も表示されずに戻ってるのでちょっと怖い。

$ git log
commit e3015b440d65c5b047ba7591f8b0a39a2b696587
Author: kaz
Date:   Wed Jun 29 21:50:22 2011 +0900

    my first commit
$ git checkout e3015b440d65c5b047ba7591f8b0a39a2b696587 MyScript.py

git logで見られるハッシュを添えてやると、特定のコミットから取り出せます。

と、今回はこれくらいに。次回はGitをEmacsから扱えるようにしてみる予定です。